講師紹介

運動としてのヨガ・インストラクター

川内かよ

ヨガのスピリチュアルな要素は取り除き、心身のリラックスや体調管理を大切にしたレッスンを行っています。

参加される皆さまが、レッスン中ずっと目をつぶったままでも、体をどう動かせば気持ちよく響くのかが伝わる指導を心がけています。

クラスは心地よい雰囲気を大切にし、ストイックさよりも気軽な感じで参加していただけますよう、ご意見を伺いながら運営しています。

どうぞお気軽にご参加ください。

その他の出張レッスン ..... 吉祥寺医療生協ヨガ（2013年〜）など

〜簡単な略歴〜

・2004年より都内ヨガスクールにてヨガを始める

・2013年ヨガスクールにて講師認定。当レッスン開始。吉祥寺医療生協ヨガクラス開始。精神病クリニックにて薬物・アルコール依存症者に向けたヨガクラス担当（〜2016年）

・2016年別のヨガスクールにてインストラクターコース終了

あらゆる差別に反対しています

ベースやギターを弾きます

音楽大好き！レコードストアの店長もしています

2020年7月から断酒中〜現在も続けています

当レッスンは、「体をうんと伸ばすと気持ちも良いよね～。肩こりも少し改善されてきたかな？」といったくらいの感じで行っています。

ゆったりとした呼吸の中で、気持ちのよいところまで体をねじったり伸ばしたりします。

日常生活で縮こまりがちな体の部分をゆっくり伸ばすことで、体の痛みやゆがみなどが少しずつ緩和されて、気分も少し良くなるといいなと思っています。

どうぞ気負わずにご参加ください。

　〜私がヨガを始めたきっかけと現在のスタンスについて〜

　きっかけは、子供の頃からの生きづらさやトラウマを抱えていたからです。さらに、対人関係への自信のなさからアルコールに頼ったため、依存や健康への不安もありました。

そこで、第一子の出産を機に、当時近所にあったヨガスクールに通い始めました。

　私は二つのヨガスクールでヨガインストラクターの資格を取得しました。アーユルヴェーダや断食、マクロビオティック、インド哲学、活元運動、野口整体、東洋医学、代替医療、瞑想、禅、初期仏教、マインドフルネス、ニューエイジなどについて学びました。なんと15年以上にわたり、様々なスピリチュアルな世界に没頭していました。

　その間、私は様々なヨガスクールや宗教で唱えられている「自分自身が変われば世界も変わる」という考えに浸っていました。そして超越的な世界があると信じ込んでいました。その頃は愚かなことに、自分は真理に触れていると錯覚していました。

　自分個人が抱えるさまざまな問題を、社会の構造的な問題として考えることなどなく、実際にはそのような講座や修行、合宿、座禅会などに参加すると、思考のマッチョイズムや権威主義、崇高さを装いつつ学歴や容姿、（自称）高い意識のマウント合戦、そしてブランド崇拝の要素がたくさん存在していることに気づきました。

そこに集う人の多くは選民意識が強く（大切な人を亡くし本当に弱っていて、すがるように参加されている方もいました）、スピリチュアルな思考や瞑想修行のみが正しい道で、それを継続しなければ幸せにはなれないという強迫的で傲慢な考えに、私は段々と疑問を抱くようになりました。

　ヨガスクールや新興（伝統も）仏教信者の集団（サンガ）の考え方は、現実の社会情勢や歴史の事実などを省みず思考停止であり、ぼんやりとした世界観を形成していました。また、「何か（瞑想や坐禅、ヨガ）をしたから何か（幸せ）になる」というあまりにも短絡的で、脳内妄想に引きこもり傲慢な思想を持つ師たちの教えにも辟易しました。

　いまは、現実から離れた言葉を、詩や音楽、アートなどの表現において用いる分には素敵だと思いますが、それがリアルで、自分の教えこそが真理だなどと言いふらす人たちのことは信用していません。

ニセ科学、ニセ医療、スピリチュアル、宗教においても同様です。